よっちゃんの別荘

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ゴジラ引退の報を受け

松井秀喜が引退した。たかがプロ野球選手の引退がと思う人はいるとは思うが、それでもある種の感慨がある。大リーグがだめなら日本に戻ってきてやればという思いもあったし、少なからぬファンはそう思っていたようだ。ナベ恒はもういらんといっていたそうだが彼の日本での縦縞ユニフォームを夢見た虎ファンからすればとても残念だろう。夏の甲子園の5打席連続敬遠のエピソードも遠い過去のことだ。彼は一度だけ近くで見た。彼が入学した1993年のシーズン最後のナゴヤ球場で行われた中日・巨人戦の彼の打撃である。消化試合だからスタンドはすいていて、行ったり来たりしていたのだが、たまたま松井の第2打席だったと思ったが、彼の撃った打球を一塁側スタンドから見ていたのだが、あっというまに右翼席の最上段を越え場外に抜けていったことである。一瞬度肝をぬかれ、その後一塁側スタンドの中日ファンからも大歓声が起きたことである。松井秀喜は当初から、敵側からもそういう評価を受けていた。残念だが、これも彼の美学なんだろう。