成人の日の思い出

もう40年以上前のことです。私が成人になる直前です。私は高校を卒業した後、しばしの間トヨタ系の某企業で働いていたことがあります。
当時も今も成人の日は、トヨタ系の職場は稼働しています。職場の何人かの1つ上の先輩が明日は、成人の日の式に出たいから休ませてくれと班長に申し入れしていました。会社人間、仕事人間の班長はそんな何人も休んだらラインが止まるからだめだと行っておりました。結局やさしい先輩たちは文句を言いながら、結局仕事に専念しました。
　当時は刈谷市も豊田市も成人の日に式典をしていました。でも今はこんなトラブルはほとんど聞きません。というのは、自治体の方が会社に気を遣って、成人の日の式典は1月第2日曜日ぐらいにやるようになりました。でもおかしなはなしです。行政というよりも社会の１つのイベントを企業の都合で日程変更するのですから。住民の生活や社会規範よりも企業の論理の方が上位にあるからです。百歩譲って、成人の日の式典を3が日ぐらいにやる地方の自治体があります。それは成人になった若者がその日ぐらいまでしか故郷に以内からです。皆さんはどう思いますか？